ことばこは、自立学習ができるようになること、を目指す塾です。
「自立学習ができる」と言っても、すべて自分でできるという意味ではありません。
自らの意志で「人や環境の力を借りて学ぶことができる」状態のことを言います。
具体的には、
・自ら質問できる
・辞書をひける
・教科書やネットで必要な情報を得られる
・勉強しやすい環境を選べる
・自分で自分でテストを課せる
などなど
自立学習をサポートするためには、以下のことが必要となります。
✕ 一方的に課題を課す。
↑これを続けると、勉強が自分ごとではなくなって、先生に依存していきます。
かといって、何も言わずに放置していては、何も前に進めません。
必要なのは、
〇 対話によって「合意」を取りながら、学習を進めていく。
「なぜ」「どれだけ」「どのように」勉強した方がいいのか、その子が理解できる範囲で説明し、
理解できる範囲の課題を課していくことが重要です。
やってはいけないのは、本人が理解納得できていないことをやらせること。
この状態が続くと、子供の脳はどんどん閉じていってしまいます。
〇自力でできることから始める。
自力ではできない課題を与えておいて、「ほらできないでしょ教えてあげる」というのは、「先生がいないと何もできないよ」と洗脳しているようなものです。
大切なのは、できることから始め、どこまで自分の力でできるのかを理解させることです。
勉強が苦手な子でも、漢字を書くことはできる。
2年生の内容はわからなくても1年生の内容なら理解できる。
応用問題はわからなくても、基礎ならわかる。
まずは、そこから始めることが大切です。
〇まずは自分で教科書を読んでみる
自分でできることから始めるというのは、教科書を読めば自力で8割以上理解できる、というレベルから勉強を始めるということです。(=個別最適化)
①自力で、教科書や参考書を読む。
②読んでわからないところは、ネットで調べたり、解説動画見る。
③先生に質問する。
これが、当たり前になっているかどうかが、できる子とできない子の差です。
勉強に限らず、仕事でも同じかと思います。
わからないところが限られていれば、きちんと質問することができます。
ほとんどわからない場合は、全部わからないから最初から教えてほしいとなってしまい、
その状態であれば、全部教えてあげても、説明が長過ぎて一度には吸収できません。
また、学力を身につけるために、絶対にこの方法が大事なのは、
読解力が身につくからです。
読解力とは、文字情報から新しい知識を得る力です。
最初から先生の説明に頼っている人は、永遠に読解力が身に尽きません。
まずはわからないことでも、自分なりに手を動かして理解してみようという気持ちが大切です。
読解力は、できないこと、わからないことに、挑戦していく力に繋がります。
読解力が身に付けば、人の力を借りなくても
新しい知識をどんどん吸収することができます。
受験勉強に強くなります。
受験はすべて文字情報によって行われるからです。
読解力が無ければ、
授業の内容を理解していても、テスト当日の問題が解けません。
教えてもらって理解しているだけで、自力で問題の意図を読解する力がないからです。
なぜ、フリータイム個別指導なのか
自立学習を支援していくには次のようなことが必要になります。
①教材の個別最適化
その子の現在地に合わせた教材で学んでいく必要があります。
②いつでも質問できる環境と関係性
いくら自力でできる教材を渡しても、それだけで子供が自主的に学習に取り組むようにはなりません。
わからないところはいつでも親切に教えてもらうことができ、一緒に勉強する仲間や環境があれば、どんな子供でも自分なりに学習していくことができます。
STEP1 一人一人の生徒と対話
STEP2 合意の下に課題を決定
STEP3 まずは自力でチャレンジ
STEP4 わからないところは、いつでも何度でも教える
このような環境を用意しています。