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執筆者の写真kotobako

高3になって初めて字を丁寧に書くようになった生徒の話

中2から入塾して5年目。


入塾時から、「もう少し字を丁寧に書かないと、計算も合わないし、採点する方も読めないから減点になっちゃうよ」と、何度も話してきたのですが、全く話を聞き入れず、直そうとする姿勢が見られなかったのが


大学入試が近づき、小論文を書かねばならず、いよいよこれをやらないと、将来に関わるという自覚が生まれたらしく


あれだけ言っても聞かなかった生徒が、自ら字をきれいに書く練習をし始めた。


へ~、そういう時が来るのね。


私的には、何かよほどきれいに書きたくない理由でもあるのかな(たとえば、あまりにそれを言われ過ぎて、反抗しているとか)と思っていましたが、本人曰く、「いや、そのうち直そうと思っていたけど、今じゃなくてもいいや」と思っていただけなようで。


結論、本人が本当に必要と思えばやる。

思わなければやらない。


助けてほしければ助けてと言ってくるし、そうでなければ言わない。


なので、こちらは適切な情報を与えてあげつつ、いつでも手助けできる体制は整えておく、というのが、最も高率のよい学習支援なのでということですね。


出過ぎたマネは、いらぬわだかまりを産みだけで、支援にはなりません。


くわばらくわばら。




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