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公募推薦を狙うメリットとデメリット

  • 執筆者の写真: kotobako
    kotobako
  • 2024年6月28日
  • 読了時間: 3分
  1. 指定校推薦と公募推薦の違い

  2. 公募推薦の一般的なイメージ

  3. 公募推薦で求められる能力

  4. 公募推薦のメリット

  5. 公募推薦のデメリット

  6. 公募推薦をお勧めできる生徒

  7. 公募推薦をお勧めできない生徒

  8. 公募推薦で合格していく子のパターン


  1. 指定校推薦と公募推薦の違い

 指定校推薦とは


 所属する高校にて、合否が決定する入試。

 

 〇〇高校から、〇〇大学の〇〇大学への推薦枠が1人用意されている。

 ※1人でない場合もある。

 

 推薦枠を希望する生徒が、募集人員を越えた場合、校内成績(評定平均)によって、合否が決定する。


 公募推薦(AO入試も含む)とは


 高校の枠組みは関係ない。

 全国どこから何人でも応募できる。

 合否は、大学側が用意した試験によって決定する。

 ただし、一般的な学力を重視した試験ではない。

 それぞれの大学、学部が望む人物像・能力によって、オリジナルな試験が課される。


2.公募推薦の一般的なイメージ


⇒持っている学力より上位の大学に合格できる



3.公募推薦に必要な能力(大学によって異なる)

 ①評定平均が基準値を超えている。

 ②小論文や面接等、物事を論理的に言語化できる能力が高い。

 ③大学が求める分野の活動で成果を上げている。


4.公募推薦のメリット

 ①②③の条件が揃っている場合

 楮推薦の一般的なイメージ通り、学力テストの結果よりも上位の大学へ進学できる。


5.公募推薦のデメリット

 ・確実に合格できる保証はないため、

  一般受験と並行して出願や対策を進める必要がある。

  ⇒一般受験への支障は、多くの受験生が思っているよりも大きい。


 ・不合格の落胆 ・願書等の作成・小論文対策にかかる時間

 

・一般受験への覚悟に影響が出る

  一般受験は、各科目のテストの点数で合否が決まる。

  第一志望は、どんな生徒でも、自分の力の及ぶ限り上位の学校を目指すこととなる。

  その際、並行して公募推薦を受けている余裕は、基本生まれない。


6.公募推薦をお勧めできる生徒

 ①上に書いた、公募推薦に必要な能力が、一般受験に必要な学力よりも高い生徒。

 ②第一志望の大学に、一般受験で受かる可能性が30パーセント未満の生徒。

  =公募推薦を明確に第一志望にできている生徒


7.公募推薦をお勧めできない生徒

 ①一般受験に必要な学力が、公募推薦で求められる能力よりも高い生徒。

 ②一般受験でも、第一志望に受かる可能性が50%以上ある生徒。

  ※パーセントは、本人の主観が大事。


8.公募推薦で合格していく子のパターン

 ①部活動、ボランティア活動、課題活動、等で優れた成績を収めていたり、リーダーシッ

  プを発揮していること。

  こういった生徒については、それらの活動を通して出会う先輩や大人から自然と自分に

  合った入試情報を得ていくケースが多い。

 

 ②医学部志望の生徒 医学部志望の場合、国公立における地域枠や、各私立大学の公募推

  薦まで、学力試験の比重が高いことに変わりないが、一般受験に比べると若干難易度が

  下がる場合もある。


 ③ボーダーフリー

  公募推薦という名前がついているだけで、実質ボーダーフリーに近い大学を受ける場

  合。実は、一般試験で受けてもほとんどの生徒が合格するが、学力があまりに低い生徒

  でも応募しやすいように大学側が別の入り口も用意している。

 


 



 
 
 

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