読解力がないと
いくら暗記を頑張っても
テストの際に、
何を聞かれているのかがわからなかったり
その場で読み取らねければいけないことが多ければ、
良い点数はとれません。
読解力がある子とない子の差は
いったん自分で考えてみて
わからなければ人に聞いてみる子と
最初から何も考えずに
とりあえず人に聞いてみる子の差です。
前者は、文字情報から新しい知識を得ることができます。
後者は、文字情報から新しい知識を得ることができません。
だから、すぐに人に聞こうとします。
読解力を身に着けるには
文章を読んで
そこに何かが書いてあるのか
文字情報から理解する練習が必要です。
これは、簡単なことから、少しずつステップアップしていくしかありません。
※漫画を読める子なら、まずは、漫画を読むことから始めるのもよいですね。
また、これは国語に限った話ではありません。
たとえば、数学を学ぶ時も同じです。
新しい単元に入る時に、
先生のレクチャーを受ける前に
いったん、自分なりに教科書を読んでみる。
読んでわからなければ、もう少し詳しい説明がないかネットで調べてみる。
教科書を読めばわかることは、まず教科書を読んで理解する。
わからければ調べてみる。
調べてわからなければ聞いてみる。
この手順を守っている子ほど学力は高いですし、
守れていない子ほど、学力は低くなります。
あともう一つ。
できる子ほど、答えを見て学習します。
できない子ほど、答えを見ずに、先生に聞きます。
かわいそうなことに
答えを見て勉強をするのが
悪いことだと思い込んでしまっている子がよくいます。
もちろん、テストをする時に答えを見ていてはテストにならないので意味がありません。
しかし、これから新しいことを学ぶ時に、初めは説明を読む。
次に例題を見てみる。
あれ、例題が解けないとなれば、いったん答えを見てみればいいわけです。
答えを読んで、なるほど、と思えば、また次の例題に進めばいいですし、
なるほど、とならなければ、そこで先生に質問をすればよい。
こんな、当たり前のことが、できるかできないか。
実はこれが、できる子とできない子、の分かれ目です。
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