点数が伸びない。
どうしたらいいかわからない。
と悩んでいる子の共通点は
全部をやろうとして
1つもできるようになっていない
という点です。
もちろん、
テスト範囲は1~10まであります。
そして、テストの結果を見ると、
手が届いていなかったところがたくさんあったことに気が付きます。
なので、次回は、あれもやらねば
これもやらねばと考えて
あれこれいろんなことをやろうとし始めます。
いやいやちょっと待って。
まず、そんな応用問題の前に
漢字二問も違えていますよね?
計算も2問間違えているし
社会も重要単語すら間違えていますよ。
↑こういうところです。
こういうところを詰め切っていないのに
上位を目指そうとか
どうしたら応用問題ができるのか
とか考えている子は絶対に伸びません。
では、なぜ、できることからやろうとしないのか。
長年個別指導をやっていて気づいたのは
悩んでいて行動に移せない子は、
単純にやればいいだけの努力に耐えられないんですね。
漢字は、覚えればいいだけなのが、漢字を覚えるには努力が必要です。
計算も、何度も練習すれば、早く正確にできるようになるのはわかっていても、それを繰り返さずして、結果だけを望んでいる。
なので、明確にやればいいだけのことから逃げ続け、不明確な、いいわけのきくような話に終始する。
ここから脱出しないと、先はありません。
難しいことはあれこれあっても、やるべきことはシンプル。
1つ1つ、確実にできるまで、あれこれ新しいことを増やさないこと。
ただ、それを言葉で伝えるだけでは、決して話は進みません。
となると、自走できるまで、
その努力に付き合ってあげるのが
指導者の役割になってきます。
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