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  • 執筆者の写真kotobako

国語の解き方の基礎


しょうゆを買ってきて、と言われれば、しょうゆを買ってくることは簡単です。


でも、茶杓買ってきて、と言われれば、そもそも茶杓というものがどういうもので、どこに売っているかがわまかりん。


その場合、まずは、茶杓が何でどこに行けば買えるのか、買い物に行く前に、聞くか調べるのが正解です。


何を買えばいいかわからないのに、買い物にいくのは無謀です。


国語のテストでも同じことが起こります。

傍線部Aに〇○と書いてありますが、その理由を本文中から〇字で抜き出して答えなさい。


と言われた時、頭の中にその理由が思い浮かんでいる人は、それと同じことを指定された文字数で言っている場所を探してくるだけです。


しかし、その理由が自分の言葉で理解できていないのに、つまり、そもそも本文の内容が理解できていないのに、答えを探していってしまえば、想像できていないものを探すわけなので、正解を見つけられるはずがありません。


選択肢の問題でも同じです。


そもそも自分の言葉で、正解をイメージできていないのに、正解の選択肢を探そうとすることはバカげています。


反対に、しっかりと正解をイメージできている人は、すぐに正解を見つけることができます。


なので、問題を解くときの手順としては


① 本文をよく読んで、筆者が言っていることを理解する。

② 設問に対して、自分の言葉で答えを用意する。

  ※自分の言葉と言っても、本文に書いてあったことを自分の言葉で表現する。

③ 本文中のどこにそのことが書いてあったかを探す。


という順番になります。


また、②設問に対して、自分の言葉で答えを用意する。


どうしたら、これができるようになるか、ということですが


それについては


① まずは、国語の問題と思わずに、会話として考え、簡単な言葉で表現してみる。かしこまって考えずに、日常会話だと思えば、自分なりの言葉で答えられるという子は多くいます。小論文を書くときなどもそうです。お堅く考えてしまうと、思考が止まってしまいがちですが、話し言葉OKであれば、何かしら書けたります。かたい言葉に置き換えるのは、後からやる作業です。


② 読書量を増やす。読書に限らず、そもそも知っている単語、バックグラウンドになっている知識が無ければ、買い物と同じで、何をお願いされているのかすら理解できない、ということになってしまいます。物知りで教養があればあるほど、国語は有利になります。


③ 演習を繰り返す。問いへの答えは、まず会話レベルで考えるのが正解ですが、最終的には、国語で求められている形式に合わせて解答を作り直さないといけません。基本は本文中の言葉を抜き出すことであったり、文末表現を聞かれていることに合わせることだったりです。その他にも、不文律、問いには書かれていない特殊ルールがいくつか存在するので、その書かれていない特殊ルールを覚えるために、演習と教えてくれる先生が必要になってきます。


私(尾関)は教えてもらえる先生がいなかったので、自分で勉強しましたが、国語こそ、絶対に、教えてもらった方が早いです。


なぜなら、答えを見るだけでは、なぜその答えが正解で、自分の答えが間違っているのか、自ら検証ができない教科だからです。


他の教科は、基本、答えや参考書、インターネットで調べれば、理解できることばかりです。とはいえ寂しい話、皆、その調べれば自分でできるところで躓いていて、国語の質問をしてくるところまでなかなか至らないのですですが、、、。


国語の質問してくれる人、いつでも募集しております。






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