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友達にしてはいけないことは、息子にしてもいけません。

  • 執筆者の写真: kotobako
    kotobako
  • 2023年10月7日
  • 読了時間: 2分

中学生の息子が家で暴れて手が付けられない。

どうしたらよいでしょうか?


こういうご相談はよくあります。


そして、ご相談後、

もし私の言う通りにして頂けたら、

息子はすぐにおとなしく優しくなります。


結論から言うと、


相手を尊重して、

大人として扱ってあげてください、

ということなのですが


これではなかなか伝わらないので


もし、相手が息子でなく友達だったらと、考えてみてください。


たとえば、友達の部屋が汚い。


こういう時、なんと言うか?


「心配して掃除しなさい」と言うでしょうか?


普通そうは言わないですよね。


なぜなら、その部屋は、

友達の部屋であり、

その部屋をどうするかは、

その人次第であるということを尊重しているからです。


自分の好みに合わせて、コントロールしていい話ではありません。


これと同じ感覚を、息子に対して持つ。


そうすれば、「絶対に」息子が暴れるなんてことはありえません。


暴言を吐くどころか、親にでもすり寄ってくるはずです。


なぜなら、自分の人権を尊重してくれるからです。


年をとっても同じです。


自分の親にまめに会いに行く人は、

親が自分のことを対等に扱い、

友達として接してくれるからです。


※それか、財産目当てですよね?


お金目当て

あるいは社会的な役割でやむ得ない場合でない限り

人は友達でもない人と一緒にいたいとは思わないし、

毎日話したいと思わないはずです。



話が長くなるので

簡単に

チェック項目をあげておきます


これ言ったりやっている人は、子供に(友達に)嫌われます。


① 「○○しなさい」と命令してくる

② 宿題を管理しようとしてくる

③ 成績に口を出してくる

④ 勝手に部屋に入ってくる

⑤ 勝手にカバンの中を開ける



友達なら、絶対にそんなことしないですよね?


これが事実です。


友達にしてはいけないことは、息子にしてもいけません。


そして、そういう人権意識、対等観がある人であれば、子供は必ず大事なことは相談してきます。


それは、自分にとって、その方が得だからです。


だから、親や周囲に、そういう大人がいる子の方が、いない子よりも有利です。


当たり前ですよね?大人のアドバイスをもらえるわけですから。


でも、それは、前提としての人権が守られている場合に限ります。


お母さんと息子のご相談が多いので、

このように書きましたが

父親でも娘でも

先生と生徒でも

上司と部下でも



利害が絡めば

誤魔化しがききますが、


根本は同じですね。


なので、反抗期、という言葉が使われている場面において

必ず、悪いのは大人です。




大人が変われば、子供も変わります。



やがて反抗期が終わるのは、

大人が変わる時が来るからです。


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