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その場の支配は止めてこれからの話をしよう

  • 執筆者の写真: kotobako
    kotobako
  • 2023年10月21日
  • 読了時間: 2分

ゲームに夢中になっている時に 「勉強しなさい」と言われても

気持ちよく行動できる子供はいません。


叱る(脅す)ことで、その場の支配はできでも、

自律を助けることにはなりません。


支配されることで行動できた子供は

支配されることでしか行動できなくなる


支配されることでしか行動できない人は

人を支配的に動かそうとするようになる


ではどうすればいいのか?


必要なのは、

その場を支配することではなく、

タイミングを見て、

これからの話をすること。


例 ゲームに夢中になっていない時に、「ゲームに夢中になると宿題できないから、宿題の時間とゲームの時間を決めておかない?」と提案する。


※この時点で、すでに話もできないような状態であれば、そもそもの信頼関係が築けていないので、より根本的なところで、かかわり方を変えていかないといけません。


その際、一方的にルールを押し付けるのではなく

子供が理解でき、守りたいと思えるルールを提案すること


本人が守れるようになりたいと思っていないルールは、うまく機能しません。


また合意をもとに作ったルールでも

すぐに守れるようになるわけではありません。


そこで、必要なのは叱ることではなく、

ルールの確認と見直しをすること。

目的は何か

それを理解し共有でてきているか

ルールは理にかなっているか


守れないルールは

子供に問題があるのではなく

ルールそのものか運用方法に問題があるというふうに考えます。


このように、

叱らない

脅さない

その場の支配をしない


その代わり


先のことを考えて

提案し

合意形成し

確認し

改善していく。


大人がそのように子供に付き合えるなら

子供は必ず自律的に成長していきます。




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