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執筆者の写真kotobako

「勉強しなさい」はなぜ子供のやる気を奪うのか


想像してみてください 。


あなたは少し太り過ぎています。


旦那が、頼んでもないのに「あなたのためを思って」とダイエットを勧めてきます。


毎日家に帰るや否や「今日は何を食べた?」と聞いてきます。


先日、つい嘘をついてしまった時は、ゴミ箱まで漁って証拠を見つけられました。


それ以来、本当のことを言っても信用されず、私に隠れて毎日のゴミや財布の中身までチェックしている様子です。


これでは、生きている心地がしません。


そのストレスからか、ダイエットは全く効果が出ず、むしろ、体重は増える一方。


さて、このような状況で、あなたは「毎日私を監視してくれてありがとう」と思えるでしょうか?


思えるわけありませんよね。


このような管理を受けた時、あなたが相手から受け取るメッセージは、

・おまえは太り過ぎだ。少しは痩せろ。

・おまえは自己管理ができていない 。

・毎日俺が管理してあげてるんだから感謝しろ 。

・どうしてそれくらい我慢できないんだ。それでも人間か。

等々


そして、自分の心のうちは

・あなたに言われなくたってわかっています

・痩せたいと思うが、あなたに監視してほしいとは頼んでいない

・監視されると痩せようとする気もなくなる

・あなたさえいなければ、もう少しやる気になるのに


こんなところでしょうか。


ご察しの通り、「勉強しなさい」と毎日親に監視され、命令される世界は、これとほぼ同じ。いや、これよりももっとつらい生活です。

それでももし子供が勉強をし、優秀な成績を収めているとしたら。


それは、あなたが怖いから。


子供はあなたに気に入られないと、生きていけないからです。


これは、ホラーでもなんでもなく、現実。


いや、現実はもっと恐ろしい。


皆さんもお気をつけください。


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