何も言われなければ
子供は「いい点をとりたい」と思うようになります。
植物が、太陽を目指して伸びようとするように
できないことをできるようになりたい
と思うのが、人間にとって自然な状態だからです。
ただし、
「あれこれ要求され」
「期待され」
それに応えられないとなった時。
子供は「いい点をとりたい」とは思わなくなります。
これは不自然な状態です。
自然な状態であれば、その子は、
その子なりのベストに向かっていきます。
必ずです。
不自然な状態であれば、
常にブレーキがかかります。
これも必ずです。
自然な状態を守るのに必要なのは、
課題の分離です。
その子の課題は、
その子自身が解決していくべき問題である。
と、周囲の大人から尊重される。
一人の人間として
敬意をもって扱われる。
ただそれだけです。
それができていれば、
絶対にベストに向かっていきます。
その他のサポートは既に満ち足りているからです。
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